インバスケット思考の習得で、 「問題発見眼」を磨き「瞬発性ある判断力」の強化を図る。

Ⅰ このような企業様にお勧めします。

  • 管理者層の「実用的な問題解決スキル」すなわち、過度の情報取集や分析業務に時間を取られることのない、「瞬発性の伴う判断スキル」の強化を図りたい企業様
  • 特定のマネジメント層のみでなく若手からベテラン社員までの 問題意識を高めることで、ビジネス現場力の向上を図りたい企業様 

 

  • これまでに導入した主な企業

   ・銀行 ・鉄道会社 ・製薬会社 ・広告代理店  ・情報通信会社

   ・学校法人(大学職員) ・不動産流通会社 ・専門商社 ・食品流通

   ・航空運輸  ・電力会社  ・マーケティング系調査会社 

   ・海運会社   他 

Ⅱ インバスケット研修のねらいと効果

インバスケット演習とは、限られた時間の中で多量の案件処理を通じて、問題解決全般を体験学習するプログラムです。実際の職場環境をシュミレーションしたリアルな演習課題に取り組むことで、瞬発力のある問題解決スキルを強化することが出来ます。 代表的スキルで言うと「問題発見力」、「状況分析力」、「対策立案力」、「課題形成力」等々が挙げられます。

 次に、弊社のインバスケットで特に学習成果の上がるポイントを紹介します。

1.問題発見力が強化される

問題に気付くことが出来なければ問題解決には至りません。インバスケットでは、問題解決スキルの中で特に重要であり、且つ個人間での力量の差が著しい「問題発見スキル」の研鑽・強化を図ります。

2.瞬発力ある問題解決力が身に付く

ビジネス現場は多忙です。絶えることなく発生してくる問題を手際よく解決処理することが求められています。インバスケットは、速度よく効率的な問題解決を進める技法である「仮説・検証法」のスキルを強化します。

3.問題解決の思考プロセスが「可視化」される

誰しも問題解決時の思考方法に固有の特徴や傾向があります。インバスケットでは、多量の案件処理の体験を通じて、自分の「考え方の傾向や癖」が可視化されます。従って、これまで漠然としていた、各人固有の問題解決スキル強化のツボが明らかになり

4.問題(仕事)の優先順位のあり方が身に付く

問題の優先順位は「重要度」×「緊急度」の二軸で決まります。緊急性は時間軸で計ればよいので判断は容易ですが、重要性の見極めにはその問題が周囲に及ぼす影響度合いやリスク予測等をいかに見るかの観点が大切になります。インバス案件を題材に職場で起こりうるリアルな問題と関連付けしながら実務で求められる優先順位付けの判断基準を構築します。

5.管理者の役割

管理者が果たす役割には、部門の目標を達成するためにメンバーを動かし、成果を上げるという「仕事の側面」と、メンバー各人のモチベーションを高めながら、職場のチームワークをつくり、同時に各人の職務遂行能力を高めていくという「人の側面」の二つがあります。インバスケットの処理内容から、自分は「仕事」と「人」の両面で正しくバランスされているか、また。修正すべき点はどこかを深く気づきます。

Ⅲ インバスケットの特徴

1.インバスケット思考は実用的な問題解決スキルの強化に繋がります。

 問題分析や解決手法には、ポートフォーリオ分析やMICE、あるいは古くからはQCの七つ道具等々数多くのメソッドが存在しています。そして、それらの手法は戦略的重要課題の解決や、煩雑・多岐に渡る情報の分析に効果を発揮するものも少なくありません。
 しかしながら、そのような有名どころの解決メソッドであっても、業務現場におけるスピード感や限られた情報量の環境下では、必ずしも使い勝手が良いものばかりではありません。さて、そのような中でインバスケット思考に基づいた解決技法の特徴をあげると、

  • ビジネスパーソンが日常業務を進める中で、情報収集や分析作業に過度に時間を奪われることがなく自然体で活用し、
  • さらに、 問題解決の生産性を確実に向上させる思考技術を習練するプログラムとなっています。

 

2.学習教材(演習)に特徴があります。

  • 問題解決の体験ツールとして、「インバスケット演習」を用います。 インバスケット演習の案件(事例)には管理者の職務状況との類似点が多く仕組まれており、日々のマネジメント上で起こりうるリアルな状況設定がなされています。
  • 従って、演習を通じて問題解決の勘所や教訓を肌感覚で気付き 、理解を深めることができ、学習ポイントが受講者の腑に落ちます。
  • また、「インバスケット」手法は、一つの事象(潜在問題)に関して、メンバー間で多面的に考察・議論するため、 問題発見眼を磨く手法としても抜群の効果があります。

 

Ⅳ 弊社のインバスケット研修の特徴

 

1 階層別のインバスケット演習課題がラインナップされています。

  • 中堅社員用、監督職用、管理職用(各1〜4種類)がラインナップされていますので、各企業様のご要望に合わせての提供が可能です。

 

2.企業様オリジナルのインバスケット教材を開発・提供します。(インバスケット内製化支援も可能)

 

  • アセスメント研修運営歴29年。これまでに、企業様固有のコンピテンシー評価に適応させたインバスケットの開発や、国内外のコンサルタント企業様のインバスケット教材開発の実績があります。自社用のインバスケット開発やインバスケット内製化のご相談もお気軽にお声掛け下さい。

 

3.選抜型アセスメントの試験対策としても有効です。

  • 選抜型アセスメント時のインバスケット評価は、問題発見力に大きく影響されます。言い換えると問題認識眼に鋭さがあれば問題解決に着手できるし、問題を認識できなければ、解決すべき問題を見逃してしまいます。

    本研修では問題発見を妨げる要因を紐解き、その対応策を提供します。

 

4.オプションで個人フィードバックレポートを提供します。

  • オプションでインバスケットのフィードバックレポートを提供します。評価観点ごとの強点、弱点等を定性及び定量評価しますので自己のスキル特性が具体的に理解でき、強化すべき方向性が明確になります。
  • アセスメント試験の多くは相対評価ではなく絶対評価を用います。従って、自己の力量を測る際には偏差値等に一喜一憂することはあまり意味を持ちません。それよりも、期待値に対して「どのスキルがどの程度備わっているか、いないか」を客観的に知ることが重要です。
  • 弊社ではこのことを鑑みた上で、インバスケット評価において5点法で評価し、さらに処理内容からスキル過不足の論拠やエビデンスを抽出・指摘 します。依って、評価点数の納得性が得られるとともに啓発点の強化方法が鮮明に見えてくることにつながります。 

5・実務を通じてスキル強化を図る仕組みを提供します。

インバスケットで気付いた自己のスキルを、実務を通じて育成・強化するガイドを提供します。

 事後のスキル強化を確実化させるところが弊社プログラムの強みです

6.業務の都合で「集合研修に参加できない方対象」の支援プログラムを用意しています。

・ 集合研修に業務の都合で参加出来ない方向けに、インバスケットオンライン個別講座を随時開催しています。

 

インバスケット研修の受講者アンケートがご覧いただけます。

(金融機関の管理職手前のメンバーが対象。実践的な問題解決スキルの強化を狙い、「インバスケット演習」を軸にし、問題発見から解決、さらには「管理者としての問題の課題化」までを学習しました。)


スケジュール概要

研修所要時間 1日コースの例

 

テ  ー  マ

 

 

 

 

 

 

 

オリエンテーション

1.マネジメントの役割とマネジメントスキル
  ① マネジメントと役割(仕事の管理と人の管理)
  ② マネジメントスキルとは


2.問題解決の実際
「インバスケット演習」
  ① 進め方の説明
  ②  個人処理
  ③ グループ研究

 

 

 

 

 

 

 

  ④全体研究(発表とフィードバック)

   ・講義:仕事の優先順位付け

       問題解決・基本と実践  

    ・発表とクリティーク

  ⑤問題解決スキルの自己評価

 

3.問題解決のスキル強化に向けて
  ①問題解決の全体像
  ②問題発見を阻害する3つの要素とその背景に     
   ある心理的要因
  ③問題発見を助ける3つの着眼点
  ④問題解決の3つのメソッド

 

4.問題を課題化するには

     ① 問題の発見(抽出) ⇒ 課題の設定(課題化するとは)

  ⇒ 目標の設定  ⇒ 解決策の立案・実施

  ②職場適応へ向けて

   ・実務を通じたスキル強化の進め方

 

 

■お試しコースのご案内

新プログラムを導入するときには関係部署の理解を得る等エネルギーがかかります。そのようなときにこちらのお試しコースをご検討下さい

講師派遣料、教材費等はお気軽にお問い合わせください。


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