アパレル業界環境が激変の中では売り方自体をお客様目線へと転換することが急務です。

「カラー&骨格スタイリング スキル」を習得すると、試着率と購入率を確実に向上させることが出来ます。

1    売り場における緊急課題         

2    課題を克服する「カラー&骨格スタイリング」スキル養成プログラム

3      プログラムのコンセプト                 

4    従来の「パーソナルカラー診断」や「骨格診断」との違い

5   「似合う」を決定づける三大要素                                               

6    カラー&骨格スタイリングの三本柱 

7-1 コーディネイト実例 「ウェーブタイプの例」 

7-2 コーディネイト実例 「ストレートタイプの例」  

8  この技法を習得するとこのようになります 

9   研修概要   

10    研修展開事例  

11    お試しプラン

12      研修内製化プラン   

13  講師プロフィール 

1 売り場における緊急課題

■ 販売予算のベースにある考え方の例

店舗の販売予算を達成するための考え方で、よく言われている例を挙げますと・・・。

  • 自店の販売予算は○○円だから、一人当たりに割り振ると○○円になるね。そうするとAさんは一日当たり○○円。時間当たりに換算すると○○円は売り上げてもらわないと・・・。
  • 「売上=アプローチ数」とよく言われている。Bさんのヒット率は○○%だから、今日一日で、○○人のお客様にアプローチしなくてはならないね・・・。

■ 陥りやすい思考と行動

販売員の方が、予算や目標達成に関して上記の考え方を表面的に捉えると、つい次のような思考や行動に走ってしまう傾向は否めません。

  • “私の一日の予算は○○円で、一時間では○○円になる。そうすると、このお客様に○○円は買ってもらわないと。なんとかもう一押しして説得しなければ。”
  • “とにかくアプローチしなければ・・・。よし、とりあえずいつものトークで行くか!「お客様。その商品は今日入ってきたばかりなんですよ…」。「私もそれを持ってるんですが…」”

■ お客様の興味をひくにはコーディネイト提案力の強化が必須

上記のような数値面のみにこだわるプッシュ型の商談スタイルでは、購買意欲を喚起することは適いません。お客様が最も関心を持つのは「その商品が自分に似合うか?」「それを着て素敵な自分になれるか?」ということです。販売員に求められるスキルは、お客様の真の興味を喚起して「試着してみたい」という気持ちになってもらい、試着して「似合う」を体感するところまで導くことです。それには、「一番人気」「トレンド」「販売員の一押し」等を押し出すよりも、そのお客様の外見上の個性に合ったコーディネイト提案をするスキルが必須です。しかし、このスキルは、個人の感性やセンスといったいわゆる、「個人的特性に左右される」要因が大であり、スキル習得の難易度が高いのが現実です。

 


2 課題を克服する「カラー&骨格スタイリング」スキル養成プログラム

コーディネイト提案力のベースにある、「個人の感性」や「センス」といった「個人的特性」の研鑽・強化は一般的な学習やトレーニング等のアプローチでは相当な時間と労力がかかります。

この課題を合理的に解決するのが

「カラー&骨格スタイリング」スキル養成プログラム

なのです。

3 プログラムのコンセプト

   従来は、「センス」で語られていた「似合う服装の選び方」を

ロジカルな「似合わせ」の技術を高めることで、「似合う」の確度を飛躍的に向上させます

その技術とは「カラー診断」と「骨格診断」を土台とし、統合する「スタイリングスキル」であり、「カラー&骨格スタイリング」と呼びます

オンライによるお問い合わせの方法

■インターネットに繋がったパソコンをご用意し、弊社(03-3980-3222)にお電話の上「オンライ案内希望」とお申し付け下さい。

※オンライン商談が立て込んでいる場合にはご案内の時間変更をお願いする場合がございます。

4 従来の「パーソナルカラー診断」や「骨格診断」との違い

■ 従来のパーソナルカラー診断や骨格診断との違い

パーソナルカラー診断士・骨格診断士が目的とするのは「正しい診断結果を出すこと」です。その先にあるスタイリングは二の次となっています。このため、診断を受け自分のカラータイプ・骨格タイプを知っているにもかかわらず、具体的な服選びに落とし込めない「おしゃれ難民」が激増しています。

 

そのようなお客様の困りごとに応えるため、販売員の方が「カラー&骨格診断の基本技術を踏まえたスタリイング力」を身につけ、お客様に対して的確なコーディネート提案をできるようにする訓練が、「カラー&骨格スタイリング」養成プログラムです。

■「厳密過ぎるカラー診断」だけでは実用性に課題が残っていた。

パーソナルカラー診断を受けると、百数十色の中から似合う色を細かく特定されます。しかし、日本のアパレル市場ではベーシックカラー(白・黒・ベージュ・グレー)プラスそのシーズンの流行色を中心とした商品展開を主としています。その限られた在庫商品の中、色だけに注目していては、お客様にぴったりのアイテムを探し出してお勧めすることは容易ではありませんでした。

 

 しかし、当プログラムではお客様の骨格体型を見て「似合う素材」「似合うデザイン」という2つの要素を加味した提案をできるよう訓練しますので、売場でのコーディネイト提案の幅が大きく広がるようになるのです。


5 「似合う」を決定づける三大要素

■「カラー&骨格スタイリング」では、三つの要素を統合した上でコーディネイトします。従って、在庫の中から固有のお客様に「似合う商品のコーディネイトをする幅」が広がります。


6 カラー&骨格スタイリングの三本柱

❶ パーソナルカラー診断による肌色分析

■人の肌、目、髪の色と調和し、その人の顔や表情を最も美しく見せる色彩を「パーソナルカラー」といいます。

■4つの季節の名前がついた分類が最もポピュラーです。

  ・SPRING

      ・SUMMER

      ・AUTUMN

      ・WINTER

 

■パーソナルカラーの洋服を身につけることで

  ・目が輝いたりイキイキとして見える

  ・顔が引き締まって見える

  ・クマや影、髭の剃り跡が目立たない

    などのメリットがあります。

 

❷ 骨格診断による体型分類

カラー診断で導きだした「似合いの色」を着ていても、どこか垢ぬけない装いに見える場合があります。そのような場合は、身体の質感やシルエットに合わない洋服を着ている場合がほとんどです。

 身体は筋肉や脂肪の付き方、さらに関節の発達度合い等によって、幾つかのタイプに分類することが出来ます。骨格診断とは、そのような身体の特徴を三つのタイプに診断・分類し、タイプごとに「似合うデザインと素材」を導き出すメソッドです。それぞれの骨格タイプに適したコーディネイトをすることにより「着痩せ」して見えたり、質感やシルエットの特徴に「はまったおしゃれ感」を醸し出すことが出来ます。

               ストレートタイプ  ウェーブタイプ  ナチュラルタイプ

 

❸ スタイリングテクニック

  • シルエットの原則
  • カラーコーディネート法  
  • 顔タイプ分析 

            …etc

7-1 コーディネイト実例① 「ストレートタイプの例」

【Before】

ストレートタイプは肉感的でメリハリある体形が特徴の一つです。このタイプの人がノースリーブで肩を出したり、カジュアル過ぎるダメージデニム等を着ると、肩回り、腰回りが逞しくボリューミーに見えてしまいます。

【After】

「ストレートタイプ」が得意とする、シンプル&ベーシックなアイテムのみのコーディネイトです。

ストレートタイプに似合う、張りのあるコットンやきれいめのデニムの素材感を重視しました。肩回り、腰回りが細く見え、洗練された印象になります。

 

7-2 コーディネイト実例② 「ナチュラルタイプの例」

【Before】

ナチュラルタイプは、肩や腰等の関節部分がしっかりとしているのが特徴の一つです。このタイプの人がウェーブタイプが得意とするフェミニンでふんわり感のある洋服を着ると、肩、腰等がより大きく見えたり骨っぽさが目立ち、かえって女性らしい印象が失われてしまいます。

【After1】

「ナチュラルタイプ」が得意とする、ルーズなシルエットで、長めの丈感、ざっくりとした風合いの素材でコーディネイトしてみました。

肩、腰、ひざ等関節部分の骨っぽさが程よくカバーされ、カジュアルな中にも女性らしさが出てきます。

 

【After2】

 

 


オンライによるお問い合わせの方法

■インターネットに繋がったパソコンをご用意し、弊社(03-3980-3222)にお電話の上「オンライ案内希望」とお申し付け下さい。

※オンライン商談が立て込んでいる場合にはご案内の時間変更をお願いする場合がございます。

 

8 この技法を習得するとこのようになります

① コーディネート提案力が抜群に向上します

カラー・骨格・コーディネート法など理論的知識を提供するのは元大学教員です。複雑な概念をロジカル且つシンプルに伝える専門家です。感性に偏りがちなコーディネイトの分野を分かり易く伝えるのでスキル体得が実感できるとクライアントから高い評価を得ています。加えて、現場でのスタイリング経験も豊富な現役パーソナルスタイリストですので、すぐに使える実践的なスタイリングの技術が学べます。

② 「寄らないでオーラ」を出していたお客様が、「教えて!」の要望を発するようになります

このプログラムを学ぶことで「その方に似合うものは何か」という、顧客の真のニーズを掴む上で最も重要なスキルが自然と身につき、お客様本人でさえ気づかなかった「似合う観点」からのコーディネート提案ができるようになります。独り善がりな提案や、求められていない商品知識の披露でお客様を逃すことが減少し、お客様からアドバイスを求められる販売員になります。

 

③ 販売員のモチベーションが著しく高まります。

販売員の中には、お客様の“寄らないでオーラ” に日々耐えながらアプローチを試み確信のないコーディネイトを提案している方も少なくありません。本スキル習得することにより「どう話しかけようか?何に興味を持つか?」という悩みとストレスが大幅に軽減されます。これまでよりも、コーディネイト提案がツボに入る確率が高まり仕事の楽しさを再発見することが出来ます。当然、セールストークの質も向上し「やりがい」を感じるようになります。

④ コーディネート提案が受け入れられることにより、お客様満足度が向上し、ひいては売上が向上します。

お客様は、セールストークに乗せられてその場の空気や勢いで買ってしまうのではなく、本当に似合う服を持ち帰れば真の満足が得られます。そうすると、次回の洋服購入時にも「またあの販売員の見立てがほしい」となることは必然で、顧客の来店頻度や固定化の促進に繋がります。同時に自店や自社ブランドの強みを最大限に発揮できるようになります。

9 研修概要

Step 1    講義形式

カラー・骨格スタイリング理論の基礎を座学を通じて学びます。

所要時間

3時間×2回(1回目と2回目のインターバルは7日〜30日以内もしく は1日集中コース ・適正人数:5名~15名

Step 2   店舗実地指導

日常の販売業務はスキル研鑽の絶好の環境です。店舗で実際の商談を通じてスキル強化していきます。当然ながら、トレーナースタイリストの実践スキルがなければ成り立たないプログラムです。


10 研修展開例

講義形式

1日に2会合開催の例

11 研修お試しプラン

  • 診断及びスタイリング技法は現場でどの程度役に立つのか?
  • 販売員に該当スキルの習得がどの程度期待できるのか?
  • 講師はどんな人なのか?

新しい研修を導入する際にはこのようなことを悩むのが自然です。その時には、お試しプランをお勧めします。

お試しプランは3時間です。費用は5万円税込みですので安心して取り組めます。(交通費は別途実費が発生いたします。)

 

お試しプランは、「実際のお客様を対象に売場で診断・スタイリングするコース」「研修責任者様と販売員様対象コース」の二通りのやり方から選んでいただきます。

12 研修内製化プラン

① テキスト制作

社内研修で使用するテキスト(インストラクター用、受講者用)を作成します。カラー&骨格スタイル分析によって診断された各タイプ別に得意とする洋服を自社(店)ライナップに置き換えてのテキスト掲載が可能です。ニューモデル展開時にはバージョンアップをしながら長期間ご利用いただくテキストとなります。

② イントラクションマニュアル制作

社内研修用テキストを用いた研修の進め方をマニュアル化します。各セッションごとの講義、ワーク、実習等の進め方をガイドします。所要時間や指導方法を詳細に記載したマニュアルとなりますので、社内インストラクターのスキルの標準化に資するものとなります。

③ インストラクター養成研修

社内研修プログラムを用いながら、インストラクションスキルを研鑽強化します。研修参加者のイントラクション実習場面をVTR収録/再生/フィードバックしますので、実践的なインストラクションスキルが習得できます。

13  講師プロフィール

髙尾香織(KAORI TAKAO)

Style Paradigm 代表

上智大学外国語学部英語学科卒業後、同大学大学院に進学して研究者となり、2003年より2010年まで、大学で英語・言語学の講師を務める。結婚を期に退職後、自身の悩み解決のため心理カウンセリングを学ぶ中で、ファッションには、魅力を引き出すだけでなく、人を癒し、時には人生を一転させる程の力があることに気付き、パーソナルスタイリストを志す。

 

前職で培った研究者的観点で、ファッションを体系的に研究し、複雑な概念をロジカル且つシンプルに伝える専門家となる。感性に偏りがちなコーディネイトの分野を分かり易く伝えるのでスキル体得が実感できるとクライアントからの定評が高い。

 

■ 経歴

上智大学外国語学部英語学科卒業, 同大学院修了

2003〜2010年 大学講師(英語・言語学)

2012〜2013年 株式会社レアリゼスタイル パーソナルスタイリスト養成塾

2013年6月 パーソナルスタイリストとして起業

2014年5月 骨格診断士養成講座を修了

2014年11月 ファッション講師として活動開始

2016年 株式会社エム・アール・プロダクツ 技術顧問 講師

 

***メディア掲載実績***

2015年1月16日 日経 MJ 一面「選べぬ時代 目利きが頼み」(グループショッピングイベントの紹介)

2015年8月6日   朝日新聞朝刊 生活面「プロのお見立ておしゃれに変身」(同上)

2016年5月21日 NIKKEI プラス1一面「大人の女性も納得100均で身だしなみ」に専門家の一人としてコメント

 

アパレルブランド

顧客ロイヤルティー・アンケート結果差し上げます。

 

■コーディネート提案、アイテムのデザイン性、色・柄の展開、店舗のロケーション等々の要素がお客様の購入金額や再来店頻度にどのように影響を及ぼしていると思いますか?
■顧客ロイヤルティーに影響を与えている要素は何か?また、それらの諸要素はどの程度、店舗の売り上げに影響を与えているのか?

 示唆にあふれたアンケートを差し上げます。下記のお問い合わせフォームに「顧客ロイヤルティアンケート希望」とご記入の上お申し込み下さい。


オンライによるお問い合わせの方法

■インターネットに繋がったパソコンをご用意し、弊社(03-3980-3222)にお電話の上「オンライ案内希望」とお申し付け下さい。

※オンライン商談が立て込んでいる場合にはご案内の時間変更をお願いする場合がございます。